レチノール&フィトレチノ
もう2年以上くらい前になるのかな?
まだロンドンに住んでいた頃パリコレのショーの為にパリに行っていて、他にもNYとかからの友達が集まってご飯食べてる時にエイジングの話になり、話題になったのがレチノール。
その頃スキンケアも手薄になってて、どんなスキンケアでも使える私は結構適当にスキンケアしててレチノールの事も知らなくて友達に色々教えてもらったのを覚えてる。
それからレチノールが気になり始めて調べてると、すでにヨーロッパやUSのマーケットではアンチエイジングの主流になってて、もっとちゃんとスキンケアもリサーチしないとな…と反省した気がする。
レチノールには濃度があって濃度が高いとヒリヒリしたりもするって聞いたか最初は低めの the ordinary のレチノール&スクワランって言う物を試してみたかな。レチノールの濃度は0.5%
元々スクワラン好きだったからこれは一石二鳥な上にコスパも抜群で手が出しやすかってです。
その後はもうちょっと濃度が高めのdrunk elephant レチノール濃度 1.0% と 香りも最高なtata harper これは濃度は書いてないけどブランド的にナチュラル系なんだと思う。
とは言え、この3つは夜用で使用した次の日は日焼け止めがマスト。
私はどれを使っても何ら問題はなく今でも愛用してるものもあるけど、敏感肌の人にはレチノールはお勧め出来ないから残念だなーと思ってたんです、ずっと。
そしたらベアミネラルから新商品発表のお知らせが届いてオンライン発表会で説明聞いてみたらレチノールに代わるとても肌に優しいフィトレチノという独自の成分を開発されてて、こう言うのが欲しかった!って感激しました。
レチノールの弱点である日光に対しても克服していて日中も使用出来る上に植物性由来で作られていて私の推し成分のスクワランも配合。
ドリームスキンケアだと思ってこの1ヶ月くらい毎日使用してみたけど、効果有りでした!
他社のスキンケアも一緒に使ってはいます…が、このスキンケア使い始めてからなんか肌の調子良いなーと思う日がやって来ました。
ハリはもちろんの事、毛穴も少し軽減された様な気がします。
海外に住む友達でも敏感肌の人多いからお勧め出来るスキンケアに出会えて嬉しい限りな春でした。
季節の変わり目、ゆらぐお肌にお勧めです。
かなこ
3年の終わり
12月は一週目だけ撮影とショーがあって仕事納め。
年内まではファーストアシスタントのポジションとして働かないといけないから先生用のリサーチと道具の整理して次の人に引き継ぐ資料作ったり…終わりが見えるだけでこんなに気持ちが違うなんて。
時間も十分にあったし来年の自分の活動の準備をし始めると更にモチベーションも上がる。
それはそれは待ちに待った2020年の終わりだもんね。
自分の撮影を始めるのも楽しみだけど、頭の中はプロダクト作りの事ばっかり。
何かプロダクトは作りたいとずっと思ってはいたけど、漠然とし過ぎてたものがファーストアシスタントをする事でちょっと現実味を帯びて、独立が目前になった今年に入ってからは具体的に考え始めてた想いが年末に向けてどんどん明確に。
コンセプトに私の想いがぎっしり。
どこまで届けれるかわからないけど、たくさんの人に届いて欲しいし向き合いたい。
自分らしさ、個性とは。
化粧品に載せて上手く伝えれる様に…
年を越すのが待ち遠しい。
素敵な2021年を迎えましょう。
経歴について②
東京でのお話。
2012年、始めて東京に住み始めたのが25歳の時。
仕事したいなーと、毎日色んな人に会いに行ってブック見てもらって、少し撮影に誘ってもらったり。
それでも仕事の数なんてしれてるから、空いてる日は基本的に加茂さんの現場や仕込みの手伝いに行ってって感じの日々。
いきなり仕事見つけるのは難しいかなーと思ったけど、出来るだけ自分でどうにかしてみたいってのもあり事務所には3年間は所属せず2015年くらいに色々考えた結果、加茂さんの仕事でも馴染みがあったmod's hairに所属。
東京に住み始めてそれなりに仕事はあったけど、まだ自分のメイクに対する満足度とか全然なくて仕事現場の雰囲気も掴めずなんかモヤモヤしながら過ごしてたな。
それから、やっと自分に合っててその時の自分が出来る事を考え直す事も出来てbookも作り直したりしてもう一回営業してみたり。
本当に毎日忙しいって思う様になったのは最後の2年くらいかな。
とにかく色んな雑誌、カラログ、広告、PV、TVあと映画も一回したし、出来るだけ他ジャンルの仕事をしたいなーと思って色々受けてみてた気がする。
そんな中29歳と30歳の年だけUKのワーホリに出してみたら30歳の時にVISAが取れてしまったから、これはまた今の停滞してきてる状況を変えるには良い機会だと思って思い切ってまたロンドンへ。
30歳の時は本当にありがたい程仕事もたくさんあったし毎日楽しく過ごしてたけど、5年後見た時の変化があまり期待出来ないなーと思い始めてた時で、こういう大きな場所の移動は成るべくしてなると思ってるから家もぜーんぶ引き払ってお引っ越し。
ロンドンへ引っ越して、これからどうするかなーって時に今のファーストアシスタントのオファーをもらったのが引っ越して2日目。
それから約3年、年末で独立!
この3年の話はほとんど愚痴になるから、今度は違う事について書こうかな。
Kanako
経歴について①
Instagramでもらった質問で経歴についてあったので、ちょっと今までの経歴を振り返ってみようかと。
2008年渡英
大阪でメイクの勉強して大阪からロンドンへ引っ越し。
全く知り合いもいなかったし、業界についての知識もなかったけど何か形に残したいとか撮影がしたいっていう気持ちだけで毎日行動出来た時期。
出会いの引きが強い私は22歳の時に雑誌の表紙をさせてもらったり、全然足りない経験値を振り絞って切磋琢磨してました。
当時3年弱住んだロンドン、その後1年住んだパリ、帰国して1年くらいまでの思いはここに書いてあるから良かったら見てみてね。
https://profile.ameba.jp/ameba/canako-canako
自分ではもう読み返す事が出来ない…
2011年渡仏
ロンドンにもうちょっと居たかったけど、VISAが取れず…まだ日本に帰るには早いかな?という思いと何も出来なくても良いから違う国に住む事で気づきもあるかな〜と思って急遽パリへ引っ越し。
ここでも引きが強く引っ越して早々、加茂さんと出会いそこから約9年間の付き合いになった彼の仕事を通して得れた経験、考え方は20代で触れる事が出来て本当に良かった。
それ以外でも英語が喋れるアシスタントは重宝されるみたいでロンドン、NYから来るメイクさんのアシスタントとして現場に行けたかな。
その他の時間はバイトして、お酒飲んで…ゆっくり何もしない時間を過ごす事を受け入れてみる、私にとっては貴重な1年になったと思う。
2012年ベースを東京へ
パリももう少し住みたかったけど、またVISA問題で…ここがタイミングなのかなーと思い、東京をベースに活動し始めてみる事に。
それからは加茂さんの現場に行きながら、自分の撮影もしながらっているのが私の20代前半、大体に25歳くらいまでの動きです。
日本に帰ってからは次のブログで!
Kanako
なんとなく
早く自分の仕事がしたくて仕方がない。
不思議な気持ちで過ごした二年半、あと半年で独立という所までどうにか来れたな…本当にいつも私の愚痴を聞いて励ましてくれた友達に感謝。
久しぶりにブログを書いてみようと思って、一年以上前になる記事達を読み返してみたらあの頃は今の仕事に対して少なからずポジティブに向き合おうとしてたな…
人の元で働く事が向いてない自覚もあるし、自分が信じる生き方だったり、正しいと思う判断基準が明確なだけに理不尽だなと思う事を言う人と上下関係を続けるのには最後までやっぱり歩に落ちない気持ちのままだった。
20代前半にもパリに一回住んでみて良かったと思うのは物事が思うように進まなくても、長い人生の内こんな時間を過ごすのも良いものなのかな〜って思える様になれた事。
人生の舵を取っているのは自分だけれど、大小含めて転機となる選択肢が必要な時に勝手にやってきては適当に導いてくれる。
自分の近い将来の事を考えると少し心躍る。
そんな感覚が蘇ってくるのを実感する瞬間がまだ自分の中にあるんだなーって、そんな思いはこの2年半なかったから嬉しい。
きっとこの先の方が大変なんだろうけど、きっと楽しい。
早く自分の仕事たくさんしたいな。
Kanako
85年
Karl Lagarfeldが亡くなりました。
私ちょうどロンドンからパリへ向かう電車のでその事を知り、なんてタイミングだろうと。
ちょうどawのショーの2週間前。
どちらかというと私自身は直接そこまで大きな影響受けた訳じゃないけど、30年以上CHANELのディレクター、FENDI、Chloe、Karl Lagarfeld等を通じアイコンとして存在していた人が人々にどれだけの影響を与えてきたかと思うと惜しむ気持ちや悲しい気持ちを置いて言葉にならない気持ちになり彼の事を思ってみた。
彼の生涯を詳しく知らなくても彼が85歳まで自分の想いを服に、世界観にのせて伝え続けていた事は1年という短い時間だったけど、同じ現場に関わらさせてもらって伝わってきたから。
愛とクリエーションに溢れた人だったんでしょう。
直接話しをする事はなくても、撮影中に目が合うといつもニコってしてくれたな。
初めてシャネルのショーに関わったのはcouture ss 2012。 震災から1年経った時にカールさんがクチュールのショーをもう1回日本でした時でした。
加茂さんと出会ってちょうど1年経った時でもちろんヘアは出来ないけどオーガナイズしに行ったけ…って思うとこの時から私のオーガナイズの仕事は始まってたんだなw
ルチアともこの1年一緒にシャネルの仕事をしてきたけど、思い入れがあるのは関わってなくても加茂さんがしたショー。
この時はまだ加茂さんと出会ってなかったけど、この数年後にみんなでこれを全部作り直したからだろうな…w
この2つのシーズンのヘッドピースは本当に素晴らしい作品だと今でも思う。
カールさんは自分の仕事が好きだから弱音や辛い思いを言わないって、服を買う人達はそれを着て幸せを感じる為であって作り手の辛さを知る為じゃないって。
本当にその通りだと思うし、私達の仕事の根本はそこにあるんだろうと思う。
毎日悩む事はあるけど、私の人生なんてまだ始まったばかりで小さな事でいつも悩んでるなって思わされた。
改めて自分の仕事を見つめなおす機会になりました。
Rest In Peace
kanako
France or UK
2月に入ってやっとロンドンに帰ってこれて、少し落ち着きました。
1月はトータルで1週間しかロンドンに居れなかった…ww
毎日自炊が出来るって嬉しいなー!暇だし何作ろうかってずっと考えてる。
それでも色々調べないといけない事はたくさんあって、ボスとこれから2年一緒に働くって決めたから気持ちはロンドンからパリに向いてはいるんだけど…シチュエーションが難しい。
取ろうと思ってたフランスのビザは難しそうだけど、もう1つ可能性があるからそっちで試してみようかと。
ロンドンに残ってパリと行ったり来たりの生活を続ける事も出来るかもしれないけど、これをする意味も良くわからないしな…
数年先を考えた場合にはパリに引っ越すのが最善策だと思う。
7月末に日本に戻ってビザを切り替えて9月の頭に戻る…これが出来たらベスト!
ロンドンに引っ越して来る前は2年で帰ると思ってたし、東京での生活が大好きだったけどやっぱり海外で仕事をしていくのが今の所は性格に合ってるのかな…
たくましくなり過ぎても困るけど…ボスは私にもっとたくましくなって欲しいみたいw
後一週間はロンドンにいれるから思う存分ゆっくり過ごそう!
kanako